20100213

空と余韻の音楽について



3月27日(土曜日)に、海岸・松林からほど近くにある、旧日本銀行新潟支店長役宅「砂丘館」の蔵にて、ライブイベント「空と余韻の音楽」を開催します。繊細さをたたえたガーリー・ミニマリズムの先駆けとして、きらきらした唯一の魅力を放つsawakoさん。待望のセカンド・アルバム(flauから!)のリリースを控えたギター・デュオ、ラジオゾンデ青木隼人 + 津田貴司)。そして、モダン・ドローン/サウンドアートにおける王子的存在asunaさん。3組が出演となります。春の日、蔵の空間でゆったり楽しめるライブになります。ぜひぜひ、みなさまお越しください。




─ 空 と 余 韻 の 音 楽 ─
2010 3.27 (sat)
live: sawako / ラジオゾンデ / asuna
@砂丘館 蔵(旧日本銀行新潟支店長役宅)
新潟市中央区西大畑町5218-1(会場までの地図はこちら
開場 17:30 / 開演 18:00
2,000yen ご予約をお勧めします
当日、津田貴司さんへのインタビューを収録した音盤ガイド小冊子「水と循環の音楽」(のみの音楽舎発行)を差し上げます。


各アーティストの紹介ページへ
sawakoさん
青木隼人さんラジオゾンデ
津田貴司さんラジオゾンデ
asunaさん


会場「砂丘館」のこと
「砂丘館」は、新潟市が所有する旧日本銀行新潟支店長役宅の愛称です。あまり上り降りする(町に遊びに行く)と落第すると旧制新潟高校生の間で言われたどっぺり坂(ドイツ語のドッペル=ダブる、落第する、からつけられたらしい)を上りきった正面、右手に位置するお屋敷です。ここは新潟砂丘の上。同じ並びには、かつて新潟高校とその寄宿舎「六華寮(六花寮)」があり、いずれも洋風木造の建物でした。明治以後お屋敷町として開発されたこの界隈には、今も洋館の付いた住宅などが残りハイカラな雰囲気が漂っています。(砂丘館ウェブ・ページより)
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─ 津田貴司 ワークショップ 「みみをすます in 新潟」 ─
2010 3.28 (sun)
13:00 砂丘館集合/16:00ころ 解散
1,500yen ─ お茶菓子、小冊子「水と循環の音楽」が付きます
定員 15名(ご予約受付中)


空間との対話を重視した音楽活動を展開している津田貴司さんによるワークショップ。 新潟島の海岸沿い〜下町界隈をゆっくり歩きながら、新潟の音風景にみみをすませます。「音を聴く」からはじめて、「みみをすます」までの段階をゆるりとご案内します。お気軽にご参加ください。

ご予約・お問い合わせは highland_1000(a)nifty.com (のみの音楽舎/藤井)まで







sawako(サワコ) 
名古屋出身。現在、ニューヨーク在住。日常の小さな断片をきりとって、フィールドレコーディング音や電子音とともに、様々な情景のうつろう懐かしくて少し切ない凛とした空気感を紡ぐ。これまでに、12k、and/OAR、Anticipate Recordingsから通算4枚のソロアルバムをリリース。また、音の領域だけにとどまらず、デジタルアーティストとして、光と映像投影、幻影と蜃気楼、音の振動と環境、日常の中のささやかな物語などをテーマに世界中神出鬼没に活動中。



radiosonde(ラジオゾンデ) 津田貴司 + 青木隼人
青木隼人と津田貴司のデュオ。ラジオゾンデとは「気象観測気球」のこと。ギターやクロマハープ、エレクトロニクスなどによって気球から眺めた音の風景画を描く。自由学園明日館、STARNET、新潟 砂丘館など各地での演奏のほか、2009年春、ファーストアルバム『sanctuary』(STARNETMUZIK)リリース。2010年春にはセカンドアルバム『radiosonde』(flau)のリリースを控えている。今回の新潟ツアーでは先行発売の予定。




asuna(アスナ)
ぬくもりを感じさせるリードオルガンとエレクトロニクスによる牧歌的なドローンサウンドを聴かせる。一方で、ギターやクラリネット、チェロ等の様々な生楽器と電子音響が絡み合った作曲作品から玩具楽器やサンプラーを使ったローファイな宅録作品まで、多様なスタイルを一貫したナラティブな作品としてまとめあげる側面も持つ。これまで4枚のソロアルバムをリリース。今年2月にはopitopeとの共作アルバム 『sunroom』(Students of Decay)がリリースされたばかり。また、今回出演するsawakoとは『yours gray』(and/OAR)、『aihara』(autumn records)において共作。レーベルaotoao主宰。






ライブ/ワークショップについては随時アップしていきます。

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